遊楽部川の自然を守る会
■代表:稗田 一俊
■所在地:北海道山越郡八雲町元町76-1
■TEL:01376-4-3127
■E-mail:shotty★host.or.jp(★印に@を入れて下さい)
■河川:遊楽部川
なぜ遊楽部川がイトウに関わるのかと思われる方もいらっしゃるかと思います。
遊楽部川周辺の遺跡からイトウの骨が出土していますし、そもそものイトウの種名は函館に来航したペリー提督由来のよし。遊楽部川を含めて道南地域に普通に生息していた魚種でもあります。
現在では尻別川が南限になっていますが、私が水中土方(海中に潜っての土木作業)をしていた30年ほど前、遊楽部川の裏側の日本海に注ぐ後志利別川で、知り合いのダイバーがダイナマイトを川に投げ込んだ(違法行為です)ところ、複数のイトウが浮き上がってきたという情報があります。また、こちらも25年くらい前になりますが、同じ後志利別川で春先に赤く色づいた巨大な魚が2尾寄り添っていたという
農家からの情報があり、確認に出かけたこと(確認できず)があります。後志利別川はピリカダムができてから、ヤツメウナギが激減したと聞きますから、現在ではイトウの消息はゼロなのかも知れません。道南地域では他にも、情報がありますが、確認が出来ていません。それ以外のイトウ情報は意図的放流OR不作為放流イトウの情報だと思われます。
川魚の撮影を通じて、水はきれいなのに魚がいなくなる「清流から魚が姿を消す」現象に疑問を持ち、最近ではイトウを含めた魚たちの生活環境である河川環境問題に深く関わるようになってきました。すでに現場から悲鳴を上げ続けています。
イトウ保護の活動がイトウだけ生き残ればよいというモノではなく、アンブレラスピーシーズのイトウとして位置づけ、多くの魚、川周辺の動植物を含めた水系が機能するような取り組みに発展することを期待しています。
(第5回イトウ保護フォーラム2006 in 斜里パンフレットから)